お⼦さんにこんなお悩みは
ありませんか?

近年、お子様の歯並びにご不安な思いをお持ちのご家族の方から多くのお問い合わせがあります。「歯並びが悪い」「かみ合わせがおかしい」「正しい箇所に歯が生えてこない」このようなお子様の歯並びに関するお悩みは、早期に解決するとお子様の正しい成長を促すことができるようになります。さて、ではそもそもどうしてこのように歯並びなどお口周りの問題を抱えるお子様が増えてきたのでしょうか?その原因から解明していきましょう。

  • 歯並びが悪い

  • 噛み合わせが
    おかしい

  • ⻭が正しい位置に
    ⽣えてこない

歯並びと食生活の
密接な関係性

歯並びに関する問題は、現代における子どもたちの生活習慣に密接な関係があります。特に、「食生活」が深く関係しており、歯並びに悩みがある子どもには、「顎が細い」という共通点が存在します。パン、ハンバーグ、スパゲッティなど、昔と比べて柔らかいものが中心になった食生活の変化は、子どもたちの噛むという行為を減少させました。その結果、次第に噛む力が弱まり、細い顎の子どもたちが増えてきているのです。

噛む回数を増やすと!

01噛む回数が増えるものを摂る→噛む回数が増加する→02アゴの成長が促進される→生えるスペースが確保される→03正常な歯並びになる

柔らかいものばかり摂ると…

01柔らかい食べ物ばかり摂る→噛む力が低下する→02アゴの発育が遅れ細くなる→スペースがなく正常に生えない→03歯並びが乱れる原因に

歯並びは発育のカギ

未発達な細い顎だと、永久歯を支えるための土台が充分に完成していないため、歯並びの悪化や噛み合わせの不具合を招きます。子どもの時期にそのような症状を懸念する理由は、審美的な面以上に、子どもの発育全体に悪影響を及ぼすと考えられています。

悪い歯並びを放置すると?

  • ⾍⻭や⻭周病になりやすい。
  • ⾆の位置がずれるための発⾳がしにくい。
  • 顎や肩に必要以上の負担が掛かって姿勢が悪くなり、肩こりや頭痛を招く。
  • ⻭並びの悪さがコンプレックスになり、何事にも消極的になる。

子どもの矯正治療
開始の目安

歯並びの状態によって、子どもの矯正を開始すべきタイミングは異なります。早い段階での治療が必要な場合は3歳~6歳くらい、その他の場合は6~10歳くらいまでと状況にって様々なので、まずは医師にご相談ください。
歯並びの問題は、子どもの一生を大きく変化させる程重要なものです。子どもの矯正を通して「子どもの口腔ケアは親の役目」ということを、改めて心に留めていただければと思います。

乳歯列期、混合歯列期、永久歯列期

一期治療と二期治療の違い

子どもの矯正治療は、一般的に二段階に分けて行われる場合が多いです。段階によって使用される装置も異なるため、しっかりとカウセリングを行った上で治療いたします。

  • 第一段階(一期治療)

    永久⻭は⽣えそろう前の⼦ども

    基本的に、顎の成長や発育を促す治療を行います。装置は、取り外し可能な装置を使用し、乳歯から永久歯への正常な生え変わりもサポートします。

    使用する装置

  • 第二段階(二期治療)

    永久⻭が⽣えそろった⼦ども

    基本的に、上下の顎のバランス調整と永久歯の正しい噛み合わせを調整する治療を行います。大人の矯正と同様の固定式のワイヤー矯正装置を装着します。

    ⼤⼈の矯正治療

当院で使用する矯正装置

部分矯正装置には取り外しができる装置と固定式の装置があります。取り外しができる装置を使うことが多いです。またお子様の口腔内の状況を分析・把握したうえでお子様にあった最適な装置を使い分けています。 ※各装置の画像をクリックすると大きな画像が確認できます。

  • 咬合誘導装置

  • 拡大プレート

  • 機能的矯正装置

  • クワドヘリックス

  • マウスピース型(カスタムメイド)矯正装置

子どもの矯正で
よくある質問

  • q子どもの矯正(部分矯正)は痛くないですか?
    a

    ほとんど問題になりませんが、個人差や装着した時の状況によって異なり、徐々に慣れてゆきます。お子様のうちは歯の生えている部分の骨に柔軟性がでてきますので、痛くありません。しかしまれに、装置が歯茎に接触してしまい、痛みを伴う場合があります。なお従来の矯正ですと、ワイヤーやブラケットが頬に当たって痛いことがありますが、部分矯正では、ワイヤー装置を使用することはまれです。

  • q子どもの矯正(部分矯正)に限界はありますか?
    a

    子どものうちに矯正治療を行うことによって、永久歯を抜く(抜歯といいます)リスクや痛みを少なく治療できるなどのメリットはありますが、すべてのケースで抜歯せずにできるわけではありません。残念ながら、スペースが足りずに抜歯をしなければいけないケースもあります。できるだけ早期に歯並びの矯正を行うことによって、その後の骨格形成や正しい発育ができるようになりますので、どんなにささいなことでもご不明点がありましたらより具体的、個別的に説明致します。

※インビザライン:完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。